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◎Voice No. 006

礎(いしずえ)
-社会を下部から支える仕事-

加藤 肇(44歳) 本店構造部課長
技術士(総合技術監理部門:鋼構造及びコンクリート)

構造設計技術者として

私は、入社以来、橋梁を中心に構造設計に携わってきました。構造設計の醍醐味は、何と言っても、自ら設計した構造物が現場にでき上がることでしょう。その達成感は、他では味わえないものがあります。仕事の醍醐味は、他にもあります。まだ何も無い現場に赴き、その場所にでき上がるであろう橋や道路、街をイメージする時、発注者の方とともに悩み計画を立案する時、地元住民の方への説明会において、さまざまな意見を頂きながら計画を具体化する時、一人黙々と構造計算をし図面を描く時、どれを取っても建設コンサルタントならではのやり甲斐があります。
これまでに数多くの設計を手がけてきましたが、思い出に残る仕事と言えば、自分で初めて設計した橋です。その橋は、山間の小河川に架かる橋長10m足らずの小さな道路橋でしたが、地元の方の生活道路として確かにその役割を果たしています。私は、橋ができる前、橋の施工中、橋の完成後と何度も現場に足を運び、自分の設計が現地にでき上がっていくその様を見ながら、胸をワクワクさせたことを今でもはっきり覚えています。
今私は、東日本大震災で被災した港湾の復旧や、橋梁の耐震、低炭素化社会の創出を目指した小水力発電の設計など、広範囲の分野に亘り業務を手がけています。どの業務も多くの課題を抱えており、それらを一つひとつクリアしながら、自分の原点となった小さな橋のことを忘れず、日々仕事に取り組んでいます。

プロとしてのプライド、やり甲斐

建設コンサルタントが設計を手がける社会インフラとは、私たちの社会を下部から支える、言わば舞台のようなものです。多くの人々が生活を営み、安全・安心に暮らせるよう、その舞台は目立たず、しかし強固で快適さを与えるものでなくてはなりません。そこには、多くの高度な技術と、経験に裏打ちされた知恵と創意工夫が必要です。建設コンサルタントのプロとしてのプライド、やり甲斐は、私たちの社会の礎(いしずえ)であるとの自負と、高い技術力を発揮できる場を与えられることです。

設計エンジニアを志す学生の方へ

建設コンサルタントは、魅力的な仕事です。社会インフラの整備を通じて、豊かな社会を創生に関わることができる喜びと充実感、自らの技術力を思う存分発揮できる達成感、これらは他の職業では得ることができないものでしょう。私たちはいつでも大歓迎です。仕事を通じて皆さんと関わることができる日をお待ちしています。