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◎Voice No. 002

真に必要な整備を目指して
-住民参加型みちづくりで学んだ地域の想い-

前野慎介(45歳) 本店交通部課長
技術士(道路)

私たち、建設コンサルタントの使命

私は入社以来、道路に関する仕事に携わっています。工事に向けた道路設計、新しい道路を企画する道路計画、道路整備による社会的影響を把握する整備効果分析、安全・安心な地域の道路を目指す交通計画など、道路に関する仕事は多岐に渡り、私もこれまでに様々な経験をしてきました。こうしたなか、私が道路に関する仕事を行う際には、いつも同じことを考えています。
「この道路が必要な理由は?誰のための道路整備か?整備による効果はどれだけ出る?」
我々、建設コンサルタントは、社会基盤の構築や地域の発展に携わる仕事を行っています。それはつまり、地域の課題や想いを確実に受け止め、実現に向けて取り計らう地域の代弁者であることを常に念頭に置いて取り組む必要があるのです。

気付かされた地域の想い

「仕事がバリバリ出来る技術者になりたい!」と思っていた頃は、「仕事をそつ無くこなそう」とか「顧客(おきゃくさま)が満足する成果を提供しよう」と自分の思いだけで仕事をしていました。ところが入社して10年目、地域の方々を大勢交え、地域内道路の整備方針を定める業務を経験し、我々が提示する計画は、地域の想いを代弁するものであり、地域に根付く背景を踏まえ、常に最適な計画を求め続ける必要があることに気付かされました。
地域の方々に対して、構造基準に即した当たり障りの無い案を提示したところ、「地域が抱える悩みや経緯、想いを理解した上で、もう一度知恵を振り絞って欲しい」と頭を下げてお願いされたのです。地域には、一刻も早く整備を望む声や、難航する用地取得、限られた予算など、様々な背景や課題が存在しています。こうした与条件を踏まえ、オーダーメイドのあるべき姿を考える必要があったのです。それから、地域の方々との度重なる会議や、現地視察などを通じて完成した整備方針書を手にした時に見せてくれた笑顔が、今も私の仕事に対する取り組み姿勢の礎となっています。

我々に、求められているもの

もちろん、地域の要望を全て叶える計画が最良な計画ではありません。投資効果を十分に吟味し、その事業の必要性を理路整然と説明する「真に必要な整備」を目指すことが、我々に与えられた使命であり、プロとしてのプライドだと思っています。
新しい提案や可能性は無限にあります。我々の会社は、そうした可能性にチャレンジすることが出来る懐の深い会社です。現状に満足することなく、「打つ手無限」で一緒に歩みましょう。


検討当時の様子(H17.11)

道路拡幅の様子(H24.6)