• 入社1年目

  先輩から依頼された資料作成をこなしながら構造について勉強の日々。

• 入社2年目

  打合せに同席する機会が一気に増え、アシスタントとして4つのプロジェクトに携わる。

入社の決め手は、社員の人柄。

ー 中央コンサルタンツに入社を決めた理由は？ シルバニアファミリーをいくつも並べ、街にして遊ぶのが大好きな子どもでした。その後も街をデザインする仕事に興味があったため、大学では土木を専攻しました。
橋梁（橋）に興味をもったきっかけが、大学時代に参加した「ブリッジコンペティション」。同級生8名で橋梁のミニチュアを造る作業を通じて、チームワークで橋梁を設計するおもしろさを感じました。
中央コンサルタンツへの入社の決め手は、先輩方の人柄でした。インターンシップでは、自身が携わった橋梁が実際に建設された時の感動を熱く語ってもらい、面接の場では私に興味を持って真摯に接してくださいました。面接自体がとてもあたたかく、この先輩たちと働きたいと感じました。

ー 現在はどんな仕事をしていますか？ 構造部で橋梁に関する業務に携わっています。耐震・補修設計をはじめ、新設橋の設計も行っています。現在は4つのプロジェクトに携わっているのですが、先輩技術者のサポートを受けながら勉強の毎日です。
耐震補強設計では、長さ約1.5kmの橋梁を担当しています。この長さの橋梁はあまり見たことがなく、その規模に圧倒されました。橋桁を支える「支承（ししょう）」の補強設計では、地震の際に、損傷しないためにどうすべきかの検討を重ねます。
駅前広場計画では社内に30名規模のプロジェクトチームが立ち上がり、他部門と連携をとりながら歩行者専用の新設橋設計に取り組んでいます。

橋梁の完成を思ってワクワクする日々。

ー 仕事で印象に残っている出来事を教えて下さい。 入社1年目に部長がふと話された「図面に書いてあるすべての数字には意味があるんだよ」という言葉が心にずっと残っています。図面に記されている数字には必ず根拠があります。そこを理解することが、設計への興味につながります。その言葉を聞いてから、その数字に至るまでの背景・ストーリーを想像するようになりました。
現在取り組んでいる新設橋のプロジェクトでも「どのような基準・根拠があるからこのように設計する」という基本がどれだけ大切かを身にしみて感じています。新設橋の設計では、地質調査の段階から準備が必要です。橋梁設計の一連の流れを知ることができ、近い将来に完成することを思うとワクワクします。図面に書いてある情報の根拠を胸を張って説明できるよう、この言葉を大事にしていきます。

ー どんな時にやりがいを感じますか？ 最善の設計を顧客（おきゃくさま）に提案する建設コンサルタントの仕事には、分かりやすく見やすい資料を作成するスキルと、その資料を説明する能力が必須です。
資料作成は端的に分かりやすい文章を作成することが難しいですが、さらに人前で話すのがあまり得意ではないため説明能力の壁に苦労しています。しかし「詰まったらすぐサポートするから！」と先輩が言ってくれたおかげで何事も怖がらずに挑戦する自信がつきました。
資料作成でもまだまだわからないことだらけです。作業に時間がかかり、文章も上手に書けず、壁に直面する時もありますが、先輩がサポートしてくれます。OJTと縦のつながりが中央コンサルタンツの強みだと思います。自分で作成した“100点満点の資料”で顧客と協議できるよう、努力を続けます。

女性技術者も活躍できる会社に。

ー 今後の目標を教えて下さい。 私の目標は主体となって設計を行うことであり、「一人前の技術者です」と胸を張って言うことです。家を一歩出ると、そこには社会インフラが広がっています。社会の基盤を支えている大きな仕事に携われることは大きなやりがいにつながります。自分の力で設計したものが形になる瞬間が楽しみですし、いつか、大きいだけでなく美観を兼ね備えたシンボルになるような橋の設計にチャレンジしてみたいです。
また、お世話になっている女性の先輩が、「技術士」を取得されました。歳の近い女性の先輩が合格した様子を見て、技術士が夢から実現可能な目標に変わりました。経験を重ねて私も合格をめざし、女性技術者がリーダーとして活躍できる会社にもしていきたいです。

ー 最後に、学生へのメッセージをお願いいたします！ 私はまだ技術者の卵ですが、中央コンサルタンツにはサポートしてくださる先輩技術者がたくさんいます。先輩方と一つのチームとして、疑問に思ったことを一緒に考え、一緒にゴールをめざします。
建設コンサルタントの仕事に興味がある方は、社内の雰囲気を感じるためにインターンシップやオープンオフィスにぜひ来てください。中央コンサルタンツの魅力は、オフィスに足を運び、先輩たちがイキイキと働いている姿を間近で見ることでより伝わると思います。インターンシップやオープンオフィスのお手伝いをすることもあるので、あなたと会えるのを楽しみにしています。