道路計画・荒木を覚醒させた
顧客(おきゃくさま)の指摘

私はコンサルタントなんだから
自信を持って答えなくてはならない。

私はコンサルタントなんだから
自信を持って答えなくてはならない。

地元・北海道で「地図に残る仕事」をしたいと中央コンサルタンツに入社した荒木さん。2年目のとき、顧客(おきゃくさま)に対して「……だと思います」と報告したところ、その方から厳しいご指摘をいただいてしまいました。しかしその一言が、その後の荒木さんの技術者人生を変えるきっかけになったのです。

札幌支店 設計2部

荒木 佑太ARAKI Yuta

2016年入社

工学部 建築社会基盤系学科 卒


Part.01

地元・北海道で地図に残る仕事をしたい

Q

土木業界をめざした理由を教えてください。

高校時代に理数系が得意だったため理系の大学に進み、大学で「都市整備」という言葉を知ってから土木分野に興味を持ちました。その単語の響きが単純にかっこよかったことと、「自分たちの生活の基盤である道路がどのような役割を担っているのか」を学ぶというテーマがとても面白そうで、土木を本格的に学ぼうと決めました。

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荒木
Q

就職活動で意識したのはどんなことでしたか?

私は地元である北海道が大好きでしたから、まず北海道で働ける企業であるというのが第一条件でした。加えて、いわゆる「地図に残る仕事」と言えるような規模の大きな仕事に携われそうな企業であることも、就職先を決める上で重要なポイントでした。

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荒木
Q

中央コンサルタンツに決めたポイントは何でしたか?

大学3年生のとき、中央コンサルタンツ札幌支店のインターンシップに参加し、実務体験をさせてもらいました。この時は河川系の業務を体験させてもらい、自分が就職してこの会社で仕事をすることが明確にイメージできたことと、周囲の先輩たちが自分の技術に誇りを持って仕事をしている姿がとてもかっこよくて、自分もここで働きたいと思うようになりました。

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荒木
Q

入社してからのイメージギャップはありましたか?

最初から大学時代の専門分野でもあった道路計画・交通計画系の仕事をさせてもらっています。インターンシップで札幌支店の雰囲気は知っていましたから、入社後にイメージが大きく変わったようなことはありません。一つ意外だったのは、草野球チームの活動やテニス会、ゴルフ会など、会社の外でのコミュニケーションもけっこう盛んな会社というのは、入社してから気づいた驚きでした。

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荒木
荒木

Part.02

人々の生活を支えているという実感

Q

入社当時のお仕事を教えてください。

道内で交通事故の危険性が高い場所を特定し、事故の発生要因の分析と対策検討を行ったり、高規格道路の開通により得られる中長期的な効果の分析を行ったり、高規格道路が整備されていない路線において、整備の優先度を検討するという業務をこれまで担当してきました。他にも、雪による渋滞の解消に向けた検討など、北海道ならではの業務も担当しています。

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荒木
Q

仕事を通して新しい発見はありましたか?

大学時代に道路計画を経験したといっても、当時はビッグデータの分析が中心でした。中央コンサルタンツに入社してからは、より実際に即した多くのデータに触れるようになりました。事業者の方に話をお聞きするため、札幌から道東まで数百キロ移動して農業や漁業、医療従事者等の方に話を聞いたりすることもあります。

道路を造るということは、ただその場所に道を通すだけでなく、農水産品をはじめとした物流や救急搬送等において利用されることで、多くの人々の生活を支えているという実感が得られました。

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荒木
Q

仕事を通して、自分が大きく成長したエピソードを教えてください。

入社2年目の頃、発注者である顧客に対して、自分で作成した資料の内容を説明していた時のこと。この時、自分で計算した結果であるにもかかわらず、私は「~だと思います」という言い方を多用していました。また質問に対しても、つい「分かりません」と言ってしまいました。その時、顧客から「あなたはコンサルタントなんだから、もっと自分のデータに自信を持って説明してくれないと、私たちは何を信じて良いのか分からないでしょ?」と指摘されました。

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荒木
Q

そう言われて、自分の中で何か変化はありましたか?

コンサルタントであるからには、顧客からの信頼を得ることは不可欠です。そのためには、自分が検討した内容に自分が責任を持って説明することが最も大切だということを思い知らされました。そして、どうしても分からないことに対しては、まずはっきり「分かりません」と伝えたうえで、すぐに上司に尋ねるなどして確認し、解決方法を考え、顧客に再度回答するように心がけるようになりました。

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荒木
荒木

Part.03

失敗を恐れずに挑戦させてもらえる理由

Q

休日はどんなことをして過ごしていますか?

休日は家族と過ごす時間を大切にしています。もうすぐ4歳になる子どもと1歳になったばかりの子どもがいるのですが、平日はなかなか時間をとって一緒に過ごすことができないため、休日には家族と公園に出かけたりします。

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荒木
Q

この業界は残業が多いイメージがありますね。

確かに繁忙期など、夜遅くまで仕事をすることもありますが、大切なのはメリハリをつけることだと思います。仕事でもプライベートでも「頑張りどき」というのがあり、たとえば育児休業などの制度を上手に利用して育児に専念することもできます。

いずれにせよ、1週間のうち5日間は働くわけですから、日々の満足度を向上させるという意味でも平日をどう過ごすかは大切です。そのためにも、仕事の悩みを抱え込まないことも重要だと思います。

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荒木
Q

この会社に向いているのはどういう人だと思いますか?

仕事で分からないことはたくさん出てきますが、大切なのは、それでも課題の解決に向けて毎日自分を磨いていくこと。ですから、苦手なことにも挑戦できる人、負けず嫌いな人、一つのことに対して納得できるまで突き詰められる人が、中央コンサルタンツに向いていると思っています。

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荒木
Q

これまで仕事をしてきたから分かる、中央コンサルタンツの良さとは何ですか?

さまざまな分野に精通した技術者が、自分の周囲にたくさんいること。私が入社して驚いたのは、まだ右も左も分からないうちからOJTでかなり大きな仕事を任せてもらえることでした。

でも逆の見方をすれば、それは社内にたくさんの専門的な技術者がいて、そんな人たちによるフォロー体制がしっかりしているからできることだと思います。そんな環境だから、失敗を恐れずに、若いうちから自分の思うようにいろんな挑戦ができます。そこが中央コンサルタンツの最大の良さではないでしょうか。

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荒木
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