中央コンサルタンツ株式会社

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誰がために橋はある
-思いを叶える橋-

高松支店設計部課長 石松健次(51歳)
技術士:建設部門(鋼構造及びコンクリート)

橋を架ける目的

 入社して20年以上にわたり、主に橋梁の設計に携わってきました。橋と一口に言っても、地元の人達が利用する町中の渡河橋や高速道路等の高架橋、道路を渡るための横断歩道橋等、多種多様な橋があります。“街と街とを繋ぐ”、“様々な出会いを求めて、短時間で目的地にたどり着く”、“利用する人々の安全を確保する” 橋を架けることで人々の思いが叶うのかもしれません。

技術者としての第一歩

 下の写真は、入社5年目に設計した当時橋脚高さ西日本一、上部工のスパンも構造的な限界に近かったダム湖にかかるPCTラーメン橋の写真です。私は、上部工の設計を一から行いPC橋の設計の基礎を学びました。ケーブルをどう配置したら、最適な配置となるか、朝から晩までモーメント図を見ながら試行錯誤していました。この経験もあって、簡単なPC橋の設計はササっと行えるようになりました。技術力、橋を設計する面白さ、そして人脈形成、その第一歩となった業務です。

気持ちが大事

 私たち建設コンサルタントは、主に公的機関から委託を受けて、設計業務を行っています。だからこそ、それを利用する国民が豊かなで安全な暮らしを行えるように常に利用者の目線に立って仕事をしていきたいと考えています。コンサルタントを目指す方には、色々な思いがあると思いますが、第一には、「利用者のために」、そういう志をもってほしいと思います。
 一流の技術力、一流の志をもって、人の思いを叶える橋を一緒につくりましょう。