幅広い視野を持って未来を切り開く
－人と心を繋ぐ仕事－

本店交通部課長　町田智直（44歳）
技術士：建設部門（道路）

道路の計画段階～詳細設計まで

　私は、交通部に所属し、主に道路の必要性や整備効果の検討、渋滞・事故対策の検討など計画分野を主に担当していますが、道路のルート検討や工事発注に必要となる各種設計も含めて、道路の計画段階から詳細設計に至るまでの一連の業務に携わっています。

幅広い視野を持つこと

　入社４年目にはスマートＩＣの業務を担当しました。スマートＩＣは、高速道路への直結となるため、より高い安全性が求められるとともに、採算が取れない場合には経済的な負担が生じるため、厳格な事業評価も必要とされます。これらの課題に対し、顧客や関係機関と何度も協議を重ねながら必要性や構造形式の検討を行い、連結許可を得ることができたことはとても強い達成感を感じるとともに技術者としての貴重な財産となりました。
　道路計画の業務であっても道路設計の技術がないと実現性の高い良い提案に繋がりません。計画と設計、両方の視点を持って取り組むことを心掛けています。また、道路だけでなく橋梁・河川等の分野の知識、ＡＩやＢＩＭ／ＣＩＭなどの新技術も取り入れ、より幅広い視野を持って取り組んでいきたいと考えています。

将来の道路技術者に向けて

　道路計画では、必要性や効果を検証して事業推進の判断に係わることができますので、とてもやりがいを感じます。これから新しい未来を創造していく若きみなさんと一緒に技術を磨きながら、人々の生活を豊かにする必要性の高い道路整備を追及していくことを楽しみにしています。