多くの人の目に触れランドマークとなる橋梁は、永く親しまれる風景をつくってきました。
私たちは、地域の特性に調和する構造や維持管理上の工夫を幾重にも積み重ね、
これまで培った技術を礎に未来に繋がるDXや新技術を取り入れ、
新しい時代にふさわしい橋を生み出していきます。

●実績｜上段／件名：所在地｜下段／発注者

TOPIC

橋梁災害復旧設計
豪雨災害により被災した橋梁の復旧設計

【R2 国土交通省九州地方整備局道路部】国道219号等災害復旧 緊急調査
【R3 国土交通省九州地方整備局八代復興事務所】国道219号外災害復旧 予備検討業務
【R4 国土交通省九州地方整備局八代復興事務所】国道219号外災害復旧 相良橋橋梁検討業務

【業務概要】

　令和２年７月豪雨によって一級河川球磨川を渡河する相良橋の上部構造が
流失し、周辺の地域住民の生活に多大な影響を及ぼしました。本業務では、
一日でも早い復旧を目指して、国による災害復旧設計を行いました。
　本橋の災害復旧設計では、応急仮橋により早期に交通機能を回復するとと
もに、流失しにくい構造をコンセプトに新設する橋梁計画、橋梁詳細設計、取付
け道路計画、施工計画を実施しました。
　特に橋梁計画では、被災メカニズム、下流側にある応急仮橋や河川治水計
画（引堤）等に配慮し、水衝部や支川合流部を避けた架橋位置の選定を行い
ました。また、早期復旧、経済性、景観を総合的に検討した結果、被災前と同じ
トラス形式の橋梁を計画しました。

【ポイント】

• 既設下部工を流用した応急仮橋計画による早期の交通機能回復
• 被災要因を把握した被災メカニズムの検討と流失しにくい架橋位置の検討
• 工事用桟橋を省略することによる早期復旧・経済性・景観を総合的に検討した橋梁計画

【関連実績】

• H28

  熊本県阿蘇市
  >> 熊本地震被災橋梁調査業務

• R3

  静岡県沼津土木事務所
  >> 富士清水線（黄瀬川大橋）橋梁修繕に伴う仮橋設計業務

実績

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