中央コンサルタンツ株式会社

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地域の未来をつくる
-高規格道路の整備効果分析を通じて-

札幌支店設計1部課長 大嶋一也(42歳)
技術士:建設部門(道路)

広い北海道、高規格道路ってスゴい

 私は、北海道の道東と呼ばれる地域で生まれ、学生時代や就職後もずっと北海道で生活してきた生粋の道産子です。子供の頃は、札幌市に行くとなると家族の一大イベントでしたが、現在は高規格道路も整備され、頑張れば札幌と道東地域の実家を日帰り出来るようになりました。高規格道路ってスゴいと、しみじみ実感しています。

高規格道路整備に伴う波及効果を示す意義

 このような高規格道路のスゴい効果を分かり易く伝えるためのお手伝いが、私が専門としている仕事です。
 皆さんがイメージする高規格道路の効果には、どんなものがあるでしょうか。大半の人は、「目的地までの移動時間が短くなる」、「安定した速度で走れるので燃費が改善する」など思い浮かべると思います。
 では、移動時間短縮や燃費改善等で何がどう変わるでしょうか。例えば、移動時間が短縮することで個人レベルの日帰り観光圏が広がります。また、ある地域で生産されたモノが新鮮なまま安く消費地に運べるようになれば、消費者の暮らしは豊かになり、生産者の収入アップに繋がります。このような高規格道路の整備に伴う様々な波及効果を明らかにする事で、必要な地域に早く高規格道路をつくるための一助となります。

建設コンサルタントを目指す皆さんへ

 私が携わっている仕事は、生まれ育った北海道を今よりずっと暮らしやすい未来にするための責任重大な仕事です。皆さんも当社の一員になって、生まれ育った地域の未来をつくる仕事をしてみませんか?