道路
道路
道路は、人や地域を相互につなぎ、日々の暮らしや経済活動を支える重要な社会基盤です。
持続可能で活力ある社会を形成し、頻発化・激甚化する災害発生時においても、
安定した人・モノ・情報の移動を確保し、人々の暮らしと命を守る役割が求められています。
これからの人口減少社会やカーボンニュートラルの実現に向けた次世代の道路に目を向け、
DX・GXや自動運転等の技術革新にも対応しながら、
地域固有の課題やシームレスなサービスを意識した効果的・効率的な道路整備に貢献していきます。
●実績|上段/件名:所在地|下段/発注者
【R5 国土交通省四国地方整備局 松山河川国道事務所】
愛媛県内渋滞対策検討業務
愛媛県松山市は、松山市駅を中心に官公庁や各種企業、主要な商業施設や観光地が
集積しており、市民生活や観光需要により、平休問わず人や車の往来が多く、各所で
渋滞が発生しています。本業務では、平常時や観光期に交通が集中する区間を対象に、
交通需要マネジメント(TDM)による渋滞対策を実施しました。
平常時は、通勤渋滞が生じている区間に対して時差出勤による交通分散を実施しました。
TDM施策をより効果的に行うために、広報計画では、対象区間を通過する車両の起終点を
データ分析し、発着地周辺を中心に情報提供を強化したことで、時間短縮や速度向上などの
効果を得ました。また、企業単位での参加促進を図ることを目的に、四国初となる表彰制度
を導入しました。
GWなどの観光期は、道後温泉等からの帰宅交通が松山ICに集中するため、ナビゲーション
サービスを用いた情報提供を実施しました。これは、観光客が来訪前に利用経路や所要時間
を検索する機会が多い点に着目し、現地の混雑状況や推奨ルートを事前に周知する取組を行
ったものです。これにより、推奨ルートを利用する交通割合が実施前に比べて約1割増加し、
混雑緩和に繋げることができました。
国土交通省四国地方整備局松山河川国道事務所
>> 愛媛県内渋滞対策検討業務
国土交通省中部地方整備局沼津河川国道事務所
>> 沼津河川国道道路交通円滑化検討業務
国土交通省北海道開発局旭川開発建設部
>> 旭川開発建設部管内道路整備効果検討業務